中央エフエム「Hello! RADIO CITY」の「! AMAZING GINZA !」コーナーでは、銀座の商店主がAMAZINGな銀座を発信しています。No.10は全銀座会から松崎宗平が出演し、最近銀座で取り組みはじめたプロジェクトを紹介。銀座はいつの時代も個店が協力し合いながら、多くの困難を乗り越えてきました。魅力的な専門店が連なる銀座だからこそできることはなにか。全銀座で力を合わせて、銀座ならではの価値創造を模索しています。
番組名: | Hello! RADIO CITY(中央エフエム 84.0MHz) |
放送日時: | 2020年6月18日(木)12:05~12:20 |
ナビゲーター: | JUMI |
出演者: | 松崎宗平(株式会社松崎商店 代表取締役社長) |
世界中の「お店」を応援したい
- JUMI
- 今日のAMAZINGなゲストの方をご紹介しましょう。松崎煎餅8代目でいらっしゃる松崎宗平さんです。松崎さんよろしくお願いいたします。
- 松崎
- よろしくお願いします。
- JUMI
- スタジオは久々ではないですか。
- 松崎
- お久しぶりですよね。戻ってきた感を勝手に感じています。
- JUMI
- やはりスタジオってテンションが上がりますよね。
- 松崎
- テンション上がりますね。事務所取材ではないトキメキがありますね。
- JUMI
- そう言っていただけて嬉しいです。さて、今日のメッセージテーマは「あなたの応援していること」なのですが、どのようなものを応援なさっているのですか。
- 松崎
- 私が応援しているのは「お店」ですね。銀座もそうですし、東京中、日本中、そして世界中のお店にがんばってほしいと思っています。さらに自分たち自身もがんばらないと、と思っています。
- JUMI
- そうですね。みんなでがんばって、いろんな工夫をして、コロナ禍を乗り越えた後にすごく楽しいことがあるのではないかと思っています。
- 松崎
- そうですよね。この事態を乗り越えたら、みんなで乾杯したいくらいの気持ちですね。
- JUMI
- ほんとですよね。実は、松崎さんにリスナーの方からメッセージが届いているんですよ。
- 松崎
- そうなんですか!ありがたいです。
- JUMI
- ラジオネーム「あんこラブさん」からです。
- 松崎
- 素敵なお名前ですね。
- JUMI
- どんなメッセージかといいますと…「こんにちは。実は『あんこまんラジヲ』のファンでした。多彩なゲストとのディープなトーク、個性的な選曲、そしておいしそうなカレー試食の時間。いつか復活してほしいです。」とのことですー。
- 松崎
- ありがとうございます。
- JUMI
- ファンの方からのメッセージでしたね。
- 松崎
- とてもありがたいです。ゲストをお招きしたり、自分も出ていてすごく楽しかったです。
- JUMI
- リスナーの方が楽しんでくださったのがわかるので、すごく嬉しいですね。
それから、『あんこまんナイト』もぜひ参加したいです。
- 松崎
- ぜひぜひ。最近はこのようなご時世でなかなかできないのですが、身内だけでZOOMで集まってDJをするというすごく地味なことをしています。早く公式に復活したいなあと思っているので、復活の際はチェックしていただければと思っています。
- JUMI
- そうですね。「買い物は世界を救う」という口癖の知人がいますが、甘いものは世界を救うと信じています。
- 松崎
- 僕も信じています。
- JUMI
- とっても素敵なメッセージをいただきまして、「あんこラブさん」ありがとうございました。
- 松崎
- ありがとうございます。
- JUMI
- そんななかで、松崎さん。コロナ禍の中ではありますが、先週ついに歩行者天国が再開しましたね。
- 松崎
- そうですね。僕もまったく用事はなかったのですが、行ってしまいました。
- JUMI
- ちょっと雨は降っていたようですが、天気は良かったみたいですね。
- 松崎
- 気持ちよく過ごすことができました。雨は少し降りましたが暑すぎず歩きやすい天候でした。
- JUMI
- 実際銀座の街はどのような様子ですか。
- 松崎
- 人出は戻ってきているように感じますが、海外の方がいらっしゃっていないので、そういった意味では数は少ないのかもしれません。店の立場からすると「あまり戻ってきていないのかな」といろいろな街の方と話すなかで感じますね。
- JUMI
- まずはそろりと様子見をされているような感じなのでしょうか。
- 松崎
- そうなんですよね。正直、厳しいなあとは思っていますね。
フットワーク軽く、銀座ならではの楽しみをつくる
- JUMI
- そのようななかではありますが、今日はちょっとテンションが上がる話題をご紹介したいと思います。
- 松崎
- そうなんです!
- JUMI
- 今、「! AMAZING GINZA !」というコーナーを放送していますが、このコーナーは、実は松崎さんが関わられている全銀座会が、いろいろな形で銀座を紹介していこうという企画なんですよね。
- 松崎
- はい。このコーナーをお聴きの方はご存じかと思いますが、「! AMAZING GINZA !」というのは2019年に全銀座会が発表したスローガンでして、皆さんに銀座を楽しんでもらいたい、銀座で驚いてもらいたいという思いから作りました。
- JUMI
- さあ、その驚いてもらおうというなかで、いよいよ明日…!
- 松崎
- はい。明日ですね。明日といってお気づきの中央区民の方もいらっしゃると思いますが。
- JUMI
- 銀座3丁目に、UNIQLO TOKYOがオープンするんですよね。
- 松崎
- やっと明日ですよね、待ちに待っておりました。
- JUMI
- ただUNIQLOさんがオープンするということだけであれば、「ああオープンするのねえ」という感じかもしれませんが、実はそこに全銀座会がコラボレーションするんですよね。
- 松崎
- はい。今回、全銀座会とユニクロのコラボレーションということで、銀座Tシャツ、トートバックを販売いたします。
- JUMI
- どのような方法で販売されるのでしょうか。
- 松崎
- もともと、ユニクロさんには「UTme!」というオリジナルのTシャツやトートバッグを作ることができるサービスがあります。
- JUMI
- 「UTme!」ですか。
- 松崎
- はい。スマートフォンのアプリをダウンロードしオリジナルのTシャツなどを作れるそうです。そのサービスを利用して、店内で「AMAZING GINZA」のロゴを使ったり、銀座のお店10店舗のロゴやお店をモチーフにした画像などを組み合わせてTシャツなどを作ったりすることができます。(AMAZING GINZA × Utme!)
- JUMI
- 参加店舗が10店舗とおっしゃっていましたが、どのようなお店が参加されているのでしょうか。
- 松崎
- 弊社松崎煎餅はもちろん、和菓子ですと空也さん、木挽町よしやさん、前回のラジオにご登場された高橋隆太さんの営まれている銀座夏野さん、ハイアットセントリックさん、洋食ですと、みかわやさん、銀圓亭さん、呉服店ですと、越後屋さん、もとじさん、丸江藤屋さんが参加しています。実に銀座らしい組み合わせになっているかと思います。
- JUMI
- 呉服屋さんのロゴがTシャツに!?
- 松崎
- そうなんですよね。なかなかないことだと思いますよ。
- JUMI
- ここ、銀座にしかないものですね。「AMAZING GINZA」のロゴと参加店舗それぞれのロゴを使用できるということなんですね。
- 松崎
- はい。いわゆるスタンプという機能なんですが、店内に置かれているiPadにスタンプが登録されており、ペタペタと自分の好きなように配置し、印刷することができます。
- JUMI
- わお!
- 松崎
- そしてTシャツですと首の後ろに、トートバックですと印刷面の裏側に、「AMAZING GINZA」のロゴが刺繍で入ります。
- JUMI
- わあ!私も作りにいかないといけませんね。
- 松崎
- Tシャツ1枚が税抜きで1980円です。しかも本当に驚いたのが、iPadで入力してから5~10分で、ロゴ入りのTシャツが仕上がるそうなんです。お好きなスタンプでTシャツのデザインを作って、店内をぶらぶら回っているうちにすぐTシャツができ上がってしまいます。
- JUMI
- すぐに持ち帰ることができるオリジナルTシャツ、素晴らしいですね。ちなみに色はどんなラインナップがあるのでしょうか。
- 松崎
- ボディの色はホワイトです。トートバックはきなり生地のような色になっています。
プリントはフルカラーでできます。各参加店舗のロゴを拝見しましたが知っているロゴからこんなものまで!というような、実にいろいろな種類がありました。
- JUMI
- これは各参加店舗さんが工夫を凝らしてデザインなさっているんですね。
- 松崎
- はい。特に越後屋さんのデザインはすごくかわいかったです。あと丸江藤屋さんの丸に江と描いている、古くからあるロゴマークがあるのですが、それがすごくカッコよく見えました。本当に見るだけでも楽しいと思います。
- JUMI
- 自由に配置できるんですよね。
- 松崎
- はい。サイズも変えることができます。僕も何枚か作ろうと思っています。
- JUMI
- UNIQLO TOKYO。皆さんどこなのと思われているかもしれませんが、銀座3丁目、マロニエゲート2さんの1~4Fです。外堀通り沿いですね。
- 松崎
- 外堀通りと並木通りとマロニエ通りの付近にですね。
- JUMI
- かなり注目度が高いと思いますので、ぜひ皆さん足を運んでいただけたらと思います。
- 松崎
- そうですね。おそらく前を通った方はお気づきかと思われますが、(ファサードデザインも)かなりカッコいいです。(袖看板のように設置されている)キューブの映像が回転する仕組みになっています。
- JUMI
- まだ見上げたことがないですね。見に行きますよー。本当に全世界的に注目されているお店ではありますが、その中で「UTme!」というアプリでオリジナルの銀座Tシャツやトートバックを作る全銀座会の取り組み。今後のトレンドになっていきそうですね。これから中央区にいらっしゃる方はぜひ作っていただきたいですし、私も作ります。松崎煎餅さんがどんなロゴなのかも確認してみようと思います。
- 松崎
- ぜひぜひチェックしてみてください。
- JUMI
- UNIQLO TOKYOとのコラボ以外にも、銀座は今後いろいろなことを仕掛けていくようです。
- 松崎
- コロナ禍で皆さん四苦八苦されているなか、なにかしらフットワーク軽く動かなきゃいけないと思っている銀座の方が多いです。その方たちと何かできないかとずっと考えています。最近ですと「銀座玉手箱」というギフトボックスをお届けするサービスや「#銀座エール飯」という銀座のテイクアウトや店内飲食の料理をSNS投稿されたものをまとめサイトで見ることのできるサービスを始めました。
- JUMI
- 「#銀座エール飯」については今度またお伺いしたいと思います。
それでは最後に、松崎さんからリスナーの皆さんにメッセージお願いします。
- 松崎
- 銀座だけでなく中央区の方もそうですが、皆さん外出を控えたり、細心の注意を払ってお出かけになられていたりすると思いますが、お店のほうも細心の感染対策を図りながら営業しています。どうか安心して、また無理なさらない範囲で遊びに来ていただければありがたいと思っています。よろしくお願いいたします。
- JUMI
- そうですね。6月からさらに活動の幅を広げていきたいなあと思いますね。ありがとうございました。今日は全銀座会から、松崎煎餅の松崎宗平さんをスタジオにお迎えいたしました。松崎さんありがとうございました。
- 松崎
- ありがとうございました。
出演者プロフィール
JUMI
2010年から中央エフエムにてナビゲーター、プロデューサーとして番組制作等に携わる。
知れば知るほど奥深く、沢山の「宝物」を有する中央区の魅力を「ヒト・モノ・コト・オト」を軸として、多くのリスナーの方々にラジオを通してお伝えしたいと活動する日々。
街と人と橋と地下鉄をこよなく愛しています。
松崎宗平
1978年生まれ。松﨑煎餅8代目。グラフィック・ウェブデザインの仕事を経て、2006年に入社。 世田谷松陰神社でのコンセプトストアの立ち上げや本店移転リニューアルなど、「いま」に合う煎餅屋を目指している。第67代銀実会理事長、Ginza Information Management理事。
https://matsuzaki-senbei.com/
協力:中央エフエム株式会社(http://fm840.jp/)
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