インタビュー
Amazing Ginza! Talk No.10
2021.12.20
東京・四谷の禅寺での活動を皮切りに、全国各地のアートプロジェクトや領域横断的なフェスティバルに長らく携わってきたアートプロデューサーの芹沢高志さん。十勝、横浜、別府、さいたまでも、地域に根ざした国際現代芸術祭のディレクターとして活躍されてきましたが、意外にも原点は、生態学的都市計画。そんな芹沢さんを、資生堂銀座ビルのウィンドウアートで「銀座生態図 GINZA ASSEMBLAGE MAP」を展開する、資生堂クリエイティブ本部 エグゼクティブクリエイティブディレクターの信藤洋二さんが、銀座7丁目の資生堂銀座ビルにお迎えし、生態系から、アートの作用、銀座の未来について語らいました。
(2021年9月27日 資生堂銀座ビルにて)
1951 年生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科卒業後、磯辺行久、ハーヴィ・シャピロが設立したシンクタンク(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアートや環境関係プロジェクトを展開。
1992年東京藝術大学デザイン科修士課程修了、同年資生堂入社。96年~2000年SHISEIDO COSMETICS AMERICA勤務。18年より同社クリエイティブ本部ECD。プロダクト、スペース、CI、VIなどSHISEIDOのコーポレートやブランドに関するデザイン領域を手掛ける。13年落成の「資生堂銀座ビル」のクリエイティブディレクター。多摩美術大学生産デザイン学科非常勤講師、日本パッケージデザイン協会理事。
※社名および役職名は対談当時のものです。
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