CSR・CSV
銀座で働く人たちを思い、身体にやさしいランチを提供する
2017.09.13
「銀座×CSR」第27回で紹介させていただくのは、東銀座の路地裏に位置し、17時半までランチを注文することのできるくつろぎの空間、cafe 634(カフェムサシ)です。千葉県印西市から取り寄せた旬の有機野菜を使って提供される日替わりメニューとこだわりのコーヒーを求める常連客も多いこのカフェ。そこには、どんな思いがあるのでしょうか。今回はカフェを運営する児玉健太朗さんにお話を伺いました。
大正時代から続く印刷工房のあった雑居ビルを、2013年に現在の姿にリニューアルした。
天井が高く、ゆったりとした間合いのここちよいスペースが広がっている
店の入り口右手の壁には、手書きのメッセージで思いが綴られている
日替わりのランチメニューは、好きな主菜と副菜を組み合わせを楽しむことができる。
ご飯の代わりに自家製のベーグルというチョイスも。週に何度も通う常連客も多い
今年の社員研修はノルウェーのオスローを訪れた。
「ホスピタリティや店の雰囲気、お客さんとの距離感など、
『いいな』と感じるところが社員の間で共有できていることを実感したんです」
ナンブトモノリさんによる展示「Re:CREATION」。
Café 634では、ラオス教育支援活動を支援する、社会的なテーマの企画も多い
児玉 健太朗
1977年横浜生まれ。大学卒業後、中学校(社会科)の教師を経て、東銀座にある家業の印刷工房を引き継ぐ。その後、工房を改築して2004年にcafe 634を開業。季節の食材をいかした働く人にやさしいランチを夕方まで提供するくつろぎのスペースを展開している。634という店名は、高校時代に武蔵丸に似ているということからついたニックネームから。2015年より住まいのある大森で姉妹店「PERCH COFFEE」を経営。今井麻希子
株式会社オルタナ取材・文:今井麻希子 / 企画・編集:株式会社オルタナ
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