インタビュー
Amazing Ginza! Talk No.9
2021.12.17
華やかな表層の下に広がる、アンダーグラウンドの世界。日本が世界に誇る“舞踏/BUTOH”を中心にダンス表現のアーカイヴ化に尽力する溝端俊夫さんは、今年、東京の地下空間で実験的な演劇やダンスを再生する「Tokyo Real Underground」を開催。銀座の地下歩道でも写真展を開催し、銀座の「Real Underground」をひもときました。今回のトークでは、銀座のアーカイヴともいえる『銀座百点』編集長の田辺夕子さんが溝端さんをお迎えし、銀座の眠れるアンダーグラウンドの可能性を語らいました。
※撮影時のみマスクを外しています。
(2021年9月14日 ロックフィッシュにて)
1983年大野一雄舞踏研究所入所。以来大野一雄、慶人の国内外の活動に制作、照明デザインなどで携わる。90年代から大野一雄のアーカイヴ資料を整理し、『大野一雄稽古の言葉』をはじめ、書籍、DVDを多数編集。2004年よりBankART1929 の設立に参画し、「大野一雄フェスティバル」を制作した。2016年NPO法人ダンスアーカイヴ構想を設立、各地で「Dance Archive Project」を展開。2021年TOKYO REAL UNDERGROUNDを企画制作した。
数社での会社勤務を経て、2004年協同組合銀座百店会に入社。編集部に配属となり、2015年日本初のタウン誌『銀座百点』11代目編集長。初めて担当した連載は太田和彦氏の『銀座の酒場を歩く』。「銀座百点」の創刊時からテーマは「銀座の香りをお届けする冊子」。今も編集方針は変わらず、毎月さまざまな作家やアーティスト、街をつくる人びとなど幅広い寄稿者による銀座を誌面で紹介している。
All List