インタビュー
Amazing Ginza! Talk No.8
2021.03.25
茨城県取手市や東京・北千住で地域に根ざした「アートプロジェクト」を展開し、全国の事例にも詳しい東京藝術大学音楽環境創造科教授の熊倉純子さん。学生や地域住民と汗を流しながら、アートのある地域社会とアートマネジメントの専門人材育成に尽力されています。今回のトークでは、全銀座会の竹沢えり子が、アートによる銀座の街づくりの可能性について熊倉さんに伺いました。
(2020年12月14日 ビヤホールライオン銀座七丁目店にて)
パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て2002年より現職。アートマネジメントの専門人材を育成し、取手アートプロジェクト(茨城県)、アートアクセスあだち―音まち千住の縁(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。著書に『アートプロジェクト─芸術と共創する社会』(監修、水曜社、2014)、『アートプロジェクトのピアレビュー:対話と支え合いの評価手法』(監修・編者、水曜社)など。
出版社勤務、企画会社経営を経て、1992年頃より銀座のまちづくりに関わる。2011 年、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。銀座のまちづくりをテーマとした博士論文にて日本都市計画学会論文奨励賞を受賞。著書に『銀座にはなぜ超高層ビルがないのか』(平凡社新書、2013)、共著に『銀座 街の物語』(河出書房新社、2006)、『地域と大学の共創まちづくり』(学芸出版社、2008)など。
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