旦ナビ
2018.11.01
今回のゲストは、「書く文化を伝えたい」をテーマにオリジナルデザインの便箋・封筒、カード、切手等のコミュニケーションステーショナリーを製造・販売している「G.C.PRESS株式会社」の社長、光岡忍さんです。
まず、はじめに訪れたのは、創業140年の歴史をもつ、老舗呉服店、能楽、金春流の発祥の地、銀座、金春通り沿いの「伊勢由」さん。
こちらのお店は、明治11年に日本橋で創業され、昭和8年に銀座に移転。お客様には、梨園の奥様、お茶、邦楽など、和の世界にいらっしゃるプロの方も多く訪れる。又、最近は着物初心者の方にも楽しんでいただけるようにと、簡単にお召し頂ける着物や帯、又、プレゼントにピッタリな伊勢由オリジナルの和小物等、粋な品々が並んでいます。
こちらは、使って優しい色合いが素敵な”和柄ショール”(税込21,000円)。180センチの十分な長さがあり、着物の塵よけ用ストールとして、又お洋服にも素敵に利用できますよね。
こちらは”万福柄の利休バック”(税込47,000円)と”帯揚げ”(税込12,500円)
お揃いで合わせるのも素敵ですね。
こちらは出産祝いに何十年もヒットを続けている、大好評の商品。”麻の葉の産着”(税込3,700円) と、今年初登場のお揃い柄の“ママのおねまき”(税込9,000円)。ほか、同柄でシーツ、沐浴タオル等が揃い、組み合わせのバリエーションが持たせられるので、予算にあわせた、お贈り物にぴったりですね。
伊勢由さんの商品は全て、オリジナルの柄でできており1つ1つ手の込んだものとなっています。着物ならではの、日本の歳時記や季節に合わせた柄や色彩を発見する楽しさがあり、日頃から海外のお客様も多いそうです。
粋な日本人の心が捉える季節の配色や柄行きを習い、その美しさに心を癒せる場所だと感じました。
銀座金春通り伊勢由続いて伺ったのは、銀座6丁目にある呉服店、「銀座 むら田」さん。
こちらのお店は、創業は、文政年間、袋物商、両替商などを経て百余年前から結城紬の専門店、先代(五代目)から呉服全般を扱うようになった老舗です。
お店では、国内各産地に伝承されている美しい手仕事の染織品を季節ごとにさまざま取り揃えております。新作を紹介していただきました。
創作のマーブル染や墨流しの帯など、個性豊かで素敵な品が多く、まるで美術館に来たかのような、神秘的な美しさを感じます。
オリジナルの小物も充実しており、100年以上前の古布を使って創作した手提げや数寄屋袋など、お茶席や贈物での小物などが種類豊富に取り揃えられています。
店主さんもいつも着物姿で、グレーの紬の着物にペルシャ更紗の帯を合わせて、着こなしもとても素敵でした。 着物の手入れやお直し、コーディネート等、着物全般のご相談も承っているとのことで、気軽にお店を覗いてみてはいかがでしょうか。
創作のマーブリングや墨流しは本当に美しく、見ているだけで心が満たされました。私も、お着物がお好きという光岡さんにならって、着物デビューをしたくなりました。
銀座 むら田最後に向かったのは、美味しいお餅が季節を問わず1年を通して食べることができるという光岡さんオススメの甘味処、銀座 鹿乃子本店へ。
銀座の4丁目交差点のすぐ近くにあり2階の喫茶室からは和光や銀座の街並みをゆっくりと眺めることができます。
1階では栗と5色の豆を配した名物「かのこ」をはじめとした和菓子の販売を行なっています。
今回はお店で大人気の鹿乃子あんみつとともに、光岡さんお勧めのお雑煮と、磯辺餅を頂くことに。
お店では、あんみつやかき氷などの甘味だけではなくお雑煮やおこわなどもあり、メニューも充実しています。
大人気の鹿乃子あんみつ(税別1,380円)は、ふっくらと炊いた煮豆、もちっとした白玉、上質な粒餡が絶妙です。
なかでも、煮豆はつやつやとした大粒の花豆など数種類の豆がごろごろと豊富に入っております。社長の小川さんにお話を伺ったところ、豆は粒形が大きい程風味が強いのでできるだけ大粒のものを使用しているとのことでした。
お雑煮(税別1,380円)は、出汁の香りがよく、ほっこりとするお味でお餅が3つも入っており食べ応えがありました。
磯辺餅(税別1,180円)も、お餅がつきたてでとても柔らかく、お醤油と海苔の香ばしい香りが食欲をそそります。
お餅はいずれも新潟県産の餅米を使用し、毎日工場でついているそう。
お腹もしっかり満たされ、光岡さんの休日コースを私も一緒に満喫させて頂きました。
銀座 鹿乃子2017ミスアース群馬代表・全国大会4位ミス・ファイアー受賞。同年2017Miss Tourism queen of the year世界大会へ日本代表として出場し、各国の出場者達の投票によって決まる、ミスフレンドシップ賞を受賞。現在はモデル・MCとして活躍中。
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