CSR・CSV
経営理念を具現化するCSR
事業所内保育所「Kuukids」
2013.08.28
「銀座×CSR」第5回は、銀座本社の近くで保育所「Kuukids(クーキッズ)」を運営する化粧品メーカーのアルビオンです。このプロジェクトには、女性の顧客・社員をたくさん抱える化粧品会社の社会的責任とともに、多様なライフスタイルを持つ銀座に「恩返し」という意味があります。「美・育・環」というキーワードを軸としたCSRが企業価値の向上につながった好例でもあります。
子供の感性を刺激する手触り感や色にこだわった、用具棚の手作り扉。
棚の角は丸みを帯びた作りに。上にあるのはビー玉の柱。
毎日の給食を作るキッチン。子供アレルギーにも対応している。
京橋公園のアダプト制度を利用した花壇の手入れのボランティア活動。
小池さんに寄せられたKuukids利用社員からの感謝の手紙。
持ち歩いて励みにしているとのこと。
株式会社アルビオン 総務部 CSRグループ係長
小池 愛美
外資系小売業で財務会計職、外資系コンサルティング会社でコンサルタント職を経て、2008年アルビオンCSRグループ立ち上げ時に入社。入社1ヶ月で女性の働く選択肢を増やして就労継続を支援し、社会課題である待機児童削減に貢献できる保育所「Kuukids」を企画した。
現在は「Kuukids」の事務局だけでなく、アルビオンの社会貢献活動全般と、社内の「子育て・介護就労継続支援プロジェクト」の事務局を担当している。
インタビュアー
杉山 香林
株式会社オルタナ コンサルタント 外資系IT企業や広告代理店、PR会社で、マーケティング・コミュニケーション、および事業戦略、新規事業開発に従事。2008年に独立、社会的課題解決に向けた啓蒙プロジェクトや、企業とNPOの協働支援、CSR活動のコンサルテイング、実務推進サポートを行っている。
取材・文:杉山香林 企画・編集:株式会社オルタナ
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