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永井画廊

《永井画廊》-戦後80年 「原爆の図」誕生から75年- 丸木位里・俊 展

2025.01.25 - 2025.02.15

■2025年2月4日(火)-15日(土) 10:00~18:00 会期中無休

丸木位里・俊共同制作「原爆の図」 第一部 「幽霊」 四曲一双屏風 180×720㎝ 1950年 水墨画  ※展示は原寸大レプリカ

 

丸木俊 「ヤップ島」20F 1949年 油絵

 

戦後80年、「原爆の図」第一部誕生から75年という記念年、
開廊時からご縁を頂いている丸木ご夫妻それぞれ没後節目の年での展覧会を開催します。
20世紀は戦争の世紀といわれ、戦争といかに向き合ってきたか画家たちも問われています。
第一次世界大戦後、ドイツ/ノイエ・ザッハリヒカイト(新即物主義)、スイス/ダダイズム、
フランス/エコール・ド・パリ、そしてピカソ「ゲルニカ」。
日本では第二次世界大戦時 松本竣介、靉光ら抵抗の画家たち「新人画会」、
そして戦後「原爆の図」、香月泰男「シベリヤ」各シリーズ。
ウクライナ、ガザなどいまも各地で戦争が続き、日本もいつ巻き込まれるか混沌とした状況下、
改めて丸木ご夫妻が遺された作品の意義をいま多くの皆様と共有することは極めて重要だと思います。
「原爆の図」第一部から第十四部は原爆の図丸木美術館 (埼玉県東松市)で常設展示されています。

このたびは第一部「幽霊」原寸大レプリカを美術館から借用し、特別展示します。
また丸木位里先生水墨山水画、丸木俊先生油絵 花、風景、人物などと合わせて展示、販売作品もございます。
販売された場合、売り上げの一部を「原爆の図」保存基金に寄附させて頂きます。

本展は銀座ギャラリーズ主催「近代美術と銀座で出会う」に合わせた企画です。
近代のもうひとつの視点“戦争と美術”を銀座から認識して頂く機会になれば幸いです。

永井龍之介


展示作品:
・丸木位里・俊共同制作「原爆の図」
第一部 「幽霊」原寸大レプリカ(180×720㎝) 四曲一双屏風 1950年 水墨画 原爆の図丸木美術館蔵
・丸木位里(1901-1995) 水墨画 5点
・丸木俊(1912-2000) 油絵 5点

 

永井画廊
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河北新報ビル5F
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